藤本商店株式会社

受け入れ後の「定着」が本当のゴール。保護司と企業と家庭、三者の連携が大切。

藤本商店株式会社

企業名 藤本商店株式会社
 創立  2019年9月
従業員数 50名
事業内容 飲食店・食品加工
これまでの受け入れ人数 約20人   

藤本商店株式会社

代表 藤本 泰晃


就労支援や人材育成のノウハウを活かして、少年たちの就労もしっかりサポートしていきます。

当社では4年前から、協力企業として少年たちの受け入れを行っています。もともと居酒屋の店舗運営の他、障がい者の雇用を支援する就労継続支援A型事業も行っており、就労支援や人材育成のノウハウがありました。働く場を求めて意欲的に活動する障がい者の姿を知っていますし、実際に当社の店舗に就労してもらったこともあります。同じように、少年たちの就労もサポートできればと考えました。1年間で10名以上の少年を受け入れたこともあり、その時は福岡県から表彰の連絡もありました。


少年たちや家族と向き合い、より良い就労支援の方法を今後も模索していきたいと思います。

しかし私が目指すのは、受け入れ人数ではなく、その後も正社員として職場に定着してもらうことです。ただ就労を体験して終わりではなく、長く勤務し、安定した生活を手に入れてもらいたい。そして少年たちが社会の一員として更生し、当社で立派に活躍してもらえれば、本人にも会社にも、そして地域社会にも意義のあるWin-Winな関係が築けます。
そのためには、保護司と企業と家庭の連携が大切です。特に未成年の場合、本人だけでなく、その背景にある家庭の問題や、保護司との連携がより重要になります。そのことを痛感し、担当の保護司と相談して、私自身も保護司になりました。
受け入れ後の人材定着というゴールに向けて、より良い手段はなにか。これまで以上に少年たちや家庭と向き合い、福岡県就労支援事業者機構との連携を強化しながら、今後も模索していきたいと思います。


企業様へのメッセージ

少年たちが一人でも多く、社会の一員として更生していくサポートを私たちはこれからも続けます!

1社でも多く仲間の企業が増えることを願います!